イノーバのコンセプトモデル/考え方② 2020年の性能値のスタンダードは

イノーバがご提案する独自基準

いま、世界中の国々が二酸化炭素の排出量削減に取り組んでいます。住宅業界も今後ますます低炭素化に向けて進んでいくと考えられます。
発布されたばかりの「改正省エネルギー基準(平成25年基準)」も、またすぐに改正を余儀なくされるものと予測されます。改正、改正、改正……。私たちのような住まいをお立てする企業が、施主様と最も綿密にご相談すべき性能についての基準がこうも急速に陳腐化してしまっては、「何をもって高性能なのか」をご説明することもできません。そこで、イノーバでは独自の住宅性能評価基準を策定。本当に快適な住まいの基準としてご提案しています。

私たちがご提案するのは、今後の数年先を見越した基準。いわば「2020年基準」です。
この住まいの最大の特長は、「ハイパフォーマンス=快適」。
イノーバはこの「2020年基準」を独自基準として、「皆様にとって本当に快適な住まい」をご提案致します。

イノーバのご提案

次世代を見据えた「イノーバ独自の住宅性能評価基準」

いわば「2020年基準」

イノーバがご提案するのは、
2020年の世界にもしっかりと通用する高性能住宅。
「ハイパフォーマンス=快適」という考え方。

「仙台(4地域=新基準)」という地域

改正省エネルギー基準では、地域ごとの環境差を性能評価に加えています。仙台市は「4地域」という地域に区分されます。では、この仙台市はどのような環境特性を持つ地域なのでしょうか。

平均最低気温見る

月別平均気温では、東北の他都市(=改正省エネルギー基準における3地域に区分)とくらべて温暖であり、氷点下が記録されるのは1月・2月の2ヵ月間だけ。札幌はもとより、盛岡市や山形市と比べて年間暖房負荷面では非常に有利な地域です。

平均最高気温見る

10月〜3月までの期間は平均最低気温と同様に東京都・山形市・盛岡市よりも高めに推移します。しかし5月〜8月の夏季期間は海風の影響で東京都・山形市・盛岡市よりも低く推移します。
このことにより、仙台市は冷房負荷面でも非常に有利な地域です。

降水量見る

東北地方にあって仙台市は冬期間の降雪量が比較的少ない地域です。
一方梅雨期や台風シーズンの降水量は多め。
これらの気候傾向から、夏季の多湿対策・冬季の乾燥対策が必要であると考えられます。

平均月間日照時間見る

厳冬期を除けば東京都と比較しても遜色のない日照時間が記録されています。また、東京都に比べると多少短めとはいえ、札幌・盛岡・山形3都市に比べると、はるかに長い日照が得られています。この日照を冬季の室内温度担保に活かすためには、住まいの南面に大開口部を設けるなどの施策が有効です。

仙台市の気候特性

1.冬あたたかい
2.夏すずしい
3.日照時間も長い

2地域・3地域に比べて同じ「快適さ」を得るための性能値は
1段低く設定することが可能